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亡くなった助産師が出没する産婦人科

30代の女性

看護業界での経験など:
産婦人科4年、混合病棟1年
看護学校を卒業後正看護師の資格を取得しました。
産婦人科で4年、混合病棟で1年勤務し、
現在は子供が2人いるため休職中です。

キリスト教計の産婦人科での恐怖体験


恐怖体験をしたのは、新卒で入職した産婦人科がメインの
キリスト教の病院でした。朝の朝礼では
讃美歌を毎日歌ってました。
キリスト教の教えのため、人工妊娠中絶を
希望する方はお断りしていました。

新生児室で夜勤中のことでした。
夜勤は2人ひと組で行いますが、ペアの方が休憩中のときのことです。
担当の赤ちゃんも落ち着いていて、私は記録をしていました。

その時、入口にあるセンサー式の水道の水が流れる音がしました。
ここは手洗い場なのですが、手をかざせば水が出て、
もう一度かざせば止まる様式です。

ペアのスタッフは新生児室の奥の部屋で休んでいたし、
「面会?」とも思いましたが、
このときは保育器を使う赤ちゃんはいませんでした。

休憩上がりのスタッフさんにそのことを話したら、
「昔亡くなった助産師さんかもしれない」と言われました。
その助産師さんは私が入職するずっとずっと前にいた方でした。
とても働き者、で分娩室の手が空いているときには
新生児室を手伝ってくれてたそうです。
でも若くして病で亡くなられてしまったそうです。
なので新生児室でこのような出来事が起こると、
その助産師さんが手伝いにきてくれた、と
私たちの病院では言い伝えになってます。

私はそこまで霊感はないですが、霊感がある先輩だと
もっと色々経験されています。奥にあるゴミ箱の
ごとごと音が聞こえる様子や、夜中の窓ガラスに影が映ることなど…。
「気」でその助産師さんとわかるらしいです。

夜中の事なので怖いことは怖いことですが、
お手伝いをしてくださっている大先輩なので、気配を感じたら
「お疲れ様です、ありがとうございます」と
感謝の気持ちを伝えるようにすると、気配は消えるそうです。
でもまた突然現れたりするのでかなり働き者のようです。