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亡くなった男性が新しい患者に「どいて」

病院といえばつきものなのが、夜中に起きる怪奇現象。
誰もいないのに聞こえるとか…

そうした心霊現象とは別に、この世には人間が巻き起こす恐怖現象もあります。
今回は、看護師の方が経験したそうした恐怖体験をご紹介します。



Aさん:20代、宮城県
看護の経験:7年。急性期病棟に勤務。その後に何度か転職を経験。

 
私自身は霊感はないですが、病院には幽霊はいると思っています。


開業40年の古い病院での恐怖体験

開業して40年経つ古い病院です。

夜勤中に女性患者さんのナースコールがなり、私が訪室しました。

「さっき男の人が来て、そこ俺の場所やから早くどいてって言われたんやけど!」
「え?本当ですか?他の患者さんは寝てるし、スタッフも女性ばかりだし・・・」
「短髪で小太りな70才くらいのおじいさんだったよ。背が低かったね」
「えっ!」

ここで私はハッとしました。

その特徴に当てはまる方が、その部屋で亡くなられていたからです。
しかもつい最近・・・。

2人は入院時期が異なるため、面識はないはず。
その男性について知るよしもありません。

亡くなられた患者さんは、循環器疾患で入院されており、治療がかなり難しい方でした。
「生きたい!」との思いが強い方でもありました。
しかし3か月という長い闘病生活の末、お亡くなりに。

ということもあり翌朝のナースステーションは騒然。
看護師は誰にでもそういった霊体験があるため、かなり神経質なのです。

「もしかしたらまだ魂がそこに残っていたのかも」
「あの部屋に行きたくない」
「じゃあ別の病室に移動してもらおう」
「そだね。あの部屋は当分使用不可にしとこ」

という内情もあり、その女性患者さんは別の病室に。

しかし誰もいないその部屋からナースコールがなることがあり、退職者まで出るパニックぶりでした。
しかも、それは必ず夜中の3時ごろなのです。

もちろん夜勤希望者は激減して、他部署の男性看護師に助っ人に来てもらい何とかしのいでいました。


対策

院長の知り合いという霊媒師の方に来てもらいました。

霊媒師の方からは「行く場所がなく、ずっとここに居たい」と言ってますね。と。

その瞬間「イヤーーー!!!」というナースたちの悲鳴が・・・。
霊媒師の方に半信半疑だった私もかなり顔が引きつっていました・・・。

対策としては、塩でのおはらいや祈りをすることに。
ロッカーに常にお祓い用の塩を用意していて、患者さんが亡くなった部屋にも塩をまきました。

また他の患者さんがお亡くなりになった時も塩をまくようになりました(もちろんご家族が帰った後にです)
「本当にお疲れ様でした。家族の方も待っておられるので早くおうちに帰ってゆっくりお休みください。」とお祈りするようになりました。

また霊媒師の方のアドバイスで「患者さんがお亡くなりになった夜は、呼びかけられても絶対振り返えってはいけない」と言われ、余計に怖くなりました。

ただその後も怪奇現象は続き、例の部屋は事実上の使用不可状態に。


しかもその後に私は「患者さんの飛び降り」まで経験することに・・。
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